2022年3月8日、さかなクンの半生が映画化されることが発表されました。
公開は2022年夏、主演はなんと「のん」さんだそうです。
子ども時代ならあり得ると思うのですが、さかなクン(男性)の半生をのんさん(女性)を演じるってちょっと気になりますよね?
さらに、さかなクンの不思議なキャラクターもあり、ネットでは「実写化」「女体化」などと話題になっています。
映画でさかなクンの役をのんさんが演じる理由やネットの反応をご紹介します。
さかなクンの半生を「のん」が演じる理由はなぜ?

映画『さかなのこ』について
映画のタイトルは『さかなのこ』。
2022年夏にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開予定だそうです。
夏休みに家族で楽しめる映画になりそうですね。
原作はさかなクンの自伝『さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生!~』(講談社)。

原作では、子どもの頃からお魚が大好きだった男の子が多くの出会いやたくさんの経験を通して、やがて「さかなクン」になるまでが描かれています。
映画では原作そのままではなく、フィクションを加えて大胆にアレンジしているそうですよ。
沖田監督とともに脚本を担当した前田司郎さん曰く「九割フィクションです。」(Twitterより)とのこと。
お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子どもと少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。
引用:映画.com
「ミー坊」とはさかなクンの子どもの頃の愛称だそうです。
高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く。
引用:映画.com
さかなクンが有名になったきっかけは、まだ高校生の頃にテレビ東京『TVチャンピオン』の「全国魚通選手権」に出場し優勝したことでした。
ずっと大好きな魚を追いかけ続けて、今では東京海洋大学客員准教授で名誉博士という立派な肩書のさかなクン。
順風満帆にここまできたのかと思いきや、いろいろと大変な苦労も乗り越えてきたようです。
「のん」がさかなクン役の理由はなぜ?

映画の内容はなんとなくわかりましたが、さかなクン(映画ではミー坊)という男の子を女優の「のん」さんが演じるのはなぜでしょう?
のんさんがバッサリ髪をショートにして男の子っぽい姿になるのかと想像しましたが、長めのボブという感じですね。
さかなクン(ミー坊)をのんさんが演じることになった理由を、沖田修一監督は次のようにコメントしていました。
これは、さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではありません。何かを猛烈に好きになった人の映画です。子供の頃から、ずっと変わらずに好きでいる。好きが、人生を決めていく。そんな強い気持ちを、さかなクンの生き方を元に、映画にしたいと思いました。
引用:映画『さかなのこ』公式サイト
フィクション9割というほど多めにすることで「さかなクンの映画であって、さかなクンの映画ではない」を表現しているのかもしれません。
その純粋な役を、のんさんにお願いしました。お二人とも何かが似ていると思いました。何かは言葉にできませんが…。さかなクンを描くのに、性別はそれほど重要ではないと思いました。実際と顔が似ているとか似ていないとか、そういう問題を取っ払って、もっと自由に、さかなクンの映画を作りたいと思いました。
引用:映画『さかなのこ』公式サイト
のんさんはキリッとした顔立ちでどこか中性的な雰囲気や透明感がありますよね。
確かに、顔が似てるではなくて何かが似ているというのはうまく説明できませんがわかるような気がします。
ベースはさかなクンの半生ですが、性別に関係なく純粋さや雰囲気が近い俳優さんに演じてもらうことでいろいろな人が共感しやすくなるのかもしれませんね。
さかなクン映画で実写化・女体化と話題に
のんさんがさかなクン役に起用された理由は「何かが似ている」ということでしたが、ツイッターでは「さかなクン実写化」「さかなクン女体化」の話題で盛り上がっていました。

さかなクンを実写化とは……?既に実写では??



偉人が女体化される昨今、さかなクンさんが女体化されるということはさかなクンさんは偉人なのかもしれない
さかなクンって現存する人物という認識も薄れるほど二次元的キャラクターとして存在していますね(笑)。
まとめ
- さかなクンの半生が映画化で「のん」が主演
- 監督のコメントでさかなクンとのんは何かが似ている、性別は関係ない
- さかなクンが現存する人物にもかかわらず「実写化」「女体化」とまるで2次元扱い
「さかなクンの半生」というだけで「これは見たい」というツイートもたくさんありました。
さかなクンきっかけでお魚好きになった人も多いですよね。
私もとても気になる映画です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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